ビューティーたまて箱ビューティーたまて箱

2020.08.01
「ビューティ・たまて箱 2020月8月号」

緊急事態宣言が解除になり、やっと街に人も増えてきましたが、東京では連日感染者が増えています。

これから【WITHコロナ】の生活を続けていかないといけないことを改めて実感しています。

表参道では、徐々に飲食店がなくなっています。緊急事態宣言が解除されても、特に夜のお客様は戻ってこないそうです。家賃が高いのでダメージが大きいですし。

この先、色んな業界に影響が出てくると思います。エステ等の美容業界も大変だと思いますが、

都内のマッサージ店などはお客様が増えているところもあるそうです。

こういう時こそ、疲れを癒したい、リラックスしたいと思う方が多いのかもしれません。

皆様も、お身体にくれぐれもお気をつけください。少しでも楽しい夏になることを願っています

 

 

日本人は洗いすぎ??

先月、ビタクリームB12シリーズから、肌に優しすぎる美肌洗顔料【ビタBムッサン】が発売になりました。

2015年から、【しっとり&リフトアップ効果のジェルマスク】の開発を進めていて、凄くいいジェルマスクが出来上がり、「こんないいマスクなら、毎日お客様に使ってほしい!!マスクを毎日使ってもらうにはどうすればいいのか?」と考え、「毎日朝晩使う洗顔料にしよう!!」と思いつきました。スイスに「このマスクの処方に洗浄成分を配合して洗顔料にしてください。」とお願いしたら理解してもらえず、マスクと洗顔料のサンプルが送られてきました。(笑)マスクを洗顔料にするのは、私が考える以上に簡単なことではなく、足かけ5年かけて洗顔料が出来上がりました。洗顔料なのに、美容成分97%以上です。

マスクの美容成分に、ヤシ油由来の洗浄成分と、「シャボンの木」と言われ古代から石鹸代わりに使われてきたキラヤ樹皮エキスを配合。天然植物由来の洗浄成分で優しい自然の泡立ちで、モコモコ泡立つタイプではありません。何故泡立つのかというと、キラヤ樹皮に多くのサポニンが含まれているからです。        

抹茶も泡立ちますよね!!あれも抹茶に含まれるサポニンの働きです。

サポニンは泡立つ特性があり、洗浄効果もあるのです。

沢山の泡立ちにするには、界面活性剤を多く配合しなくてはならず、肌自身の天然保湿因子等も奪ってしまいます。洗い上がりはさっぱり&スッキリしますが肌への負担は大きいのです。

水道水が硬水のフランスやスイスでは、肌が乾燥してしまうので、日本のようなモコモコ泡洗顔は行いません。

フランスの美容家の方が以前私に「泡で洗うのは、洗濯物とお皿だけ!!顔を泡洗剤で洗うなんて信じられない!!」と言いました。私は30年前美容業界にはいり、最初にフランスのブランドと仕事をしたので、ずっと泡洗顔はしていません。お肌はとても薄くてデリケート、顔を洗うという毎日の習慣に「肌をいたわる美肌洗顔」を是非おススメです。ビタBムッサンは、天然保湿因子を守り汚れだけを洗浄します。

 

ビタBムッサンはコチラから

 

 

宮崎の美肌街道まっしぐら!!

先日、「SPF50、PA++++の日焼け止めを付けても焼けてしまいます。」というご相談を受けました。「クリームタイプですか?」と聞いたら「パウダータイプ」との事。そりゃ、焼けます!!SPFの評価試験は、1㎠に2mgの検体を塗布して測定します。顔の面積は個人差がありますが、大体400㎠~500㎠です。

つまりSPF50の効果を得るには、0.8g~1.0g使用する必要があります。しかし、パウダー商品を1回1g使用するのは現実難しいです。10gのパウダー商品なら10日で使い切ることになります。パウダーって何か月も持ちますよね?では、半分の量を使えば、50の半分の25になるかと言えば、そんなことはなく、研究によると二乗根で減っていくので、半分使用でSPF7くらいに落ちます。

実際にはパウダーをはたく程度なら、それよりかなり少ないので、SPF1前後、つまり日焼け止めにはなっていないということなのです。

数値を高くすれば売れるという数字マジックで高数値のものがどんどん増えてきていますが、【生活スタイルに合ったSPF値の物を正しく使うこと】が何より大切なのです。ちなみに、SPF30以上は効果が変わらないという研究報告もあり、SPF30以上の商品の製造を禁止している国もあります。焼きたくない方は上手に使ってくださいね。

 

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