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- 「ビューティ・たまて箱 2022月5月号」
新緑がまぶしい季節になりました。日差しも強くなってきましたね。
相変わらず、コロナ禍が続いていますが、感染予防の生活様式も慣れてきました。
どこにいっても、手指消毒と検温機がおいていて、当たり前のように皆さん
検温しています。ロシアのウクライナ侵略は全く状況が変わらず、原油高騰により色々な物が値上げを
しています。円安が続き、スイスフランとユーロが高いので、弊社は本当に大変です。
特にスイスフランの高騰が凄いです。会社設立当時、1スイスフラン78円で送金していたので、1.7倍です。
出来る限り値上げをしないよう頑張りますが、この状況が1年続くと大変です。
1日も早く平和が戻り、日本経済が安定することを願うばかりです。
日焼け止めは正しく使わないと効果なしですよ!!
5月になると紫外線が急激に強くなります。なんとなくまだ大丈夫と油断して、
夏になって慌てて日焼け止めを使う方が多いのですが、紫外線は1年中肌を攻撃しますし、
3月から徐々に増え始め、5月からはかなり強くなってきます。理想的には3月からきちんとUVケアをした方がお肌のためです。
日焼け止めを選ぶ際、一番きにされるのが、SPF数値ですね。日本人は特に日焼けを嫌がるため、国内最高数値のSPF50+を選ぶ方が多いです。
でもSPF50+は真夏の日中にアウトドアをする場合に使用する数値です。
日常生活であれば、25~30で十分UV対策はできます。
数値が高い日焼け止めなら安心!!と思いがちですが、そこが落とし穴です。
ウォータープルーフも水には強いですが、摩擦で落ちてしまいますので、ここも注意!!
よく、『SPF50+の日焼け止めを使っているのに、焼けちゃうんです。』というご相談を受けますが、ほとんどの方が正しく使用していません。
SPF値の測定は1㎠に2mgを塗布し、それが取れないようにして紫外線を当てて測定します。
1㎠に2mgつけた場合の数値なのですね。お顔の場合は、0.8g~1gはつけないと同じ効果は望めません。30gの日焼け止めなら1か月で使い切る量が理想です。
30gの日焼け止めを『スルスルと伸びがいいので、少量でOKです。1本で3か月使えます』などという言葉を信じたら、しっかり焼けてしまいます。ある調査によると使用量を半分にしたら、SPF50→25になるわけでなく、10以下になったそうです。1回あたり0.3gの使用だと、理想的な使用量の3分の1ですので、ほとんど効果がなくなってしまいます。
最近、パウダーファンデーションでSPF50のUV効果をうたっている商品も多くありますが、10gほどしか入っていないパウダーファンデーションを1日1g、10日で使いきる量を使用しないといけませんので、無理ですよね。パウダーファンデーションは数か月持ちますので・・・
パウダー系の物では、日焼け止め効果は期待せず、補佐的な物と考えたほうがいいです。
日焼け止め成分は、いずれにしても2~3時間で効果が落ちてきますので、塗り直しが必要です。
日本では高い数値にすると売れるので50+が人気ですが、30以上は効果が変わらないと30以上の製造を禁止している国もあります。焼かないために大切なことは、自分の生活にあったSPF数値の商品を、正しい量で正しく使用することです。ちなみに、SPF値の試験はもちろん人間で行いますが、被験者の平均値です。かなり個人差もあるので、日焼けしやすい肌質の方は特に気を付けてくださいね。
宮崎の美肌街道まっしぐら!!
最近話題の美容機器、『ハイドラフェイシャル』を体験しました。アメリカFDA承認のウォーターピーリングマシンです。水流を利用し肌を吸引しながら角栓や黒ずみの除去、浄化をします。同時にピーリング剤を使うことで、ピーリングもできるという優れもの!!ダウンタイムもないので人気だそうです。終わったあと、実際にとれた皮脂を見せてくれるのがリアルですが、小鼻の毛穴に関しては、あまり変化なし!!でした。定期的に通えば効果が出てくるのかもしれませんが、、、お値段1回19,800円なので、継続はちょっと難しいですね。
やはり、毎日の丁寧なクレンジングと定期的なピーリングを行うのが一番いいような気がします。それにしても、色んな美容機器が次々出てきますね。フランスの美容業界の方が、美容機器が売れるのは韓国と日本だと言っていました。フランス人はリラックスできるハンドトリートメントが好きで、アジア人は速攻効果が出る機械が好きなんですね!!機械もいいですが、毎日のスキンケアが何より大切です。